SSL 証明書 ValueSSL

ValueSSL クイックSSLプレミアム ValueSSL
よくあるご質問 > CSRについて

CSRについて

[29-10] CSRとは何ですか
[29-11] CSR発行サービスとはどのようなものですか
[29-12] CSRを作成の際に入力文字や記号の種類、文字数などの制限はありますか
[29-13] コモンネームとは何ですか
[29-15] ディスティングイッシュネームとは何ですか
[29-21] CSRエラーで申込みができません
[29-31] 更新の都度、新しいCSRを作成する必要はありますか
[29-32] 更新の際にCSRのコモンネームを変更できますか?
[29-33] 更新の際にCSRの組織情報を変更できますか?
[29-41] 運用予定のウェブサーバとは違うサーバでCSRを生成できますか
[29-42] EV SSL証明書を申請する場合、CSRの組織名(Organization)にはどのような情報を入力すればよいでしょうか。
[55-21] ワイルドカードのサーバー証明書の申請ではCSR作成時の注意点はありますか
[55-22] ジオトラストワイルドカード製品はCSRのコモンネームが「*.ドメイン名」「*.サブドメイン」の場合に、wwwなしのURLでもSSL通信できますか?
[55-23]コモドワイルドカード製品は CSRのコモンネームが「*.ドメイン名」「*.サブドメイン名」の場合に、wwwなしのURLでもSSL通信できますか?


[29-10] CSRとは何ですか

CSR とは、サーバ証明書を申請・取得するために認証局へ提出する署名リクエスト(Certificate Signing Request)です。
原則としてお客様においてサーバ証明書を導入するサーバで生成してください。
CSRには、公開鍵の情報の他、生成時にお客様が指定する情報(ディスティングイッシュネーム)が含まれます。
発行機関(認証局)では認証を実施した後、お預かりしたCSRに含まれるお客様の公開鍵に署名をし、サーバ証明書として発行します。

[29-11] CSR発行サービスとはどのようなものですか

CSR発行サービスとは、「秘密鍵」「CSR」の作成をお客さまに代わり、弊社サーバシステムで自動作成するサービスです。
下記の適用サーバをご使用の場合は、「CSR発行サービス」を利用してお客さまのCSR作成の手間を削減できます。
技術担当者が不在の場合でも、お申込み時に「CSR発行サービス」をお選びいただくだけでサーバ証明書の発行まで行なえます。

適用サーバの種類 RSA SHA1 Apache2.0以上
RSA SHA2-256 Apache2.0.63以降 / OpenSSL0.9.8o以降
  • CSR発行サービスのご利用は上記適用サーバでのご使用に限ります。
  • お客さまのご使用のサーバが上記適用サーバではない場合は、CSR発行サービスを利用せずに、お客さまでご使用のサーバで「CSR」を作成して貼付して下さい。
  • お客さまのご使用のサーバが上記適用サーバであっても、サーバ管理パネル(コントロールパネル)などを導入されているサーバでは
    CSR発行サービスを利用せずに、お客さまでご使用のサーバで「CSR」を作成して貼付して下さい。
[29-12] CSRを作成の際に入力文字や記号の種類、文字数などの制限はありますか

CSR作成の際には、半角英数字を利用します。全角文字や一部の記号を除く特殊記号は使用できません。
使用できる文字・記号 および 文字制限は、項目ごとに以下のとおりです。

項目 使用できる 文字・記号
Common Name 半角英数文字 および以下文字列
ハイフン[-]、ドット[.]
Organization 半角英数文字 および以下文字列
半角スペース[ ]、ハイフン[-]、ドット[.]、アンダースコア[_]、カンマ[,]、プラス[+]、スラッシュ[/]、かっこ[(]、閉じかっこ[)]
Organizational Unit 半角英数文字 および以下文字列
半角スペース[ ]、ハイフン[-]、ドット[.]、アンダースコア[_]、カンマ[,]、プラス[+]、スラッシュ[/]、かっこ[(]、閉じかっこ[)]
Locality 半角英数文字 および以下文字列
半角スペース[ ]、ハイフン[-]、ドット[.]、アンダースコア[_]、カンマ[,]、プラス[+]、スラッシュ[/]、かっこ[(]、閉じかっこ[)]
State 半角英数文字 および以下文字列
半角スペース[ ]、ハイフン[-]、ドット[.]、カンマ[,]、プラス[+]、スラッシュ[/]、かっこ[(]、閉じかっこ[)]
Country 国コードのみ(アルファベット大文字 2文字)
[29-13] コモンネームとは何ですか

Common Name(コモンネーム)とは、サーバ証明書を導入し SSL暗号化通信を行うサイトのURL(FQDN)です。SSL接続をする際に、ブラウザにアドレスとして指定するURLと一致している必要があります。
ブラウザは SSL暗号化通信 の際、指定したアドレスと接続先ウェブサイトの証明書のコモンネームが一致しているかを検証しています。

複数のウェブサイトでSSL暗号化通信をする場合は、コモンネームごとにサーバ証明書を取得して設定する必要があります。
SSL接続の際にアドレスとして指定したURLと、接続先サイトに設定されているサーバ証明書のコモンネームが一致しない場合、ブラウザは警告メッセージを表示します。

例)

SSL接続の際のURL コモンネーム
https://www.yourdomain.co.jp/ www.yourdomain.co.jp
https://yourdomain.co.jp/ yourdomain.co.jp
https://sample.test.yourdomain.co.jp/ sample.test.yourdomain.co.jp
[29-15] ディスティングイッシュネームとは何ですか

ディスティングイッシュ・ネームとは、サーバ証明書を導入するウェブサイトやサイトの運営団体(サーバ証明書申請企業・団体)に関わる情報です。
ディスティングイッシュネームは、お客様がCSRを生成する際に入力します。

以下の6項目の情報を総称してディスティングイッシュネームと呼びます。
全ての情報を半角英数文字で入力してください。
アポストロフィー(’)などの特殊記号は使用できません。

フィールド 説明 識別名(入力例)
Common Name サイトのFQDNです。この名前はSSL接続時のURLと完全一致する必要があります。 www.yourdomain.co.jp
Organization 組織の法律上の正式英文名称です。 Company Name
Organization Unit 組織での部署名です。 shop
City or Locality 組織が置かれている市区町村です。 Shibuya-ku
State or Province 組織が置かれている都道府県です。 Tokyo
Country 国を示す2文字のISO略語です。 JP
[29-21] CSRエラーで申込みができません

Error Common Name in CSR などのエラーメッセージが出て、申込みができないケースとしてよくある原因は下記のとおりです。

(1) CSRではなく、証明書を間違えて貼付している。

CSRは「—–BEGIN CERTIFICATE REQUEST—–」などで始まります。
証明書は「—–BEGIN CERTIFICATE—–」などで始まります。

CSRには「REQUEST」という文字列が入っています。
お申込み時には「REQUEST」という文字列が入ったCSRを貼付して下さい。
CSR以外を貼付されますと、Common Name などが正しく認識できないためエラーとなり、次へ進むことができません。

(2) CSRではなく、秘密鍵を間違えて貼付している。

CSRは「—–BEGIN CERTIFICATE REQUEST—–」などで始まります。
秘密鍵は「—–BEGIN RSA PRIVATE KEY—–」などで始まります。

CSRには「REQUEST」という文字列が入っています。
お申込み時には「REQUEST」という文字列が入ったCSRを貼付して下さい。
CSR以外を貼付されますと、Common Name などが正しく認識できないためエラーとなり、次へ進むことができません。

(3) CSRに識別できない文字列が含まれている。

CSR作成時のディスティングイッシュ・ネームは半角英数文字で入力して下さい。
ディスティングイッシュ・ネームとは、CSR作成時に入力する識別名です。
すべての項目に半角英数文字で入力します。
全角2バイト文字や以下の様な記号・特殊文字等は使用できません。
, ? ! @ $ % ^ & * ( ) _ { } | : ” < > ? #

(4) コモンネームがドメイン形式として認められない。

CSR作成時のディスティングイッシュ・ネーム「Common Name」が正しい形式になっていない場合は、お申込み時にエラーとなります。
たとえば、以下のような形式は正しい形式です。

○ yourdomain.co.jp
○ www.yourdomain.com
○ secure.youromain.jp

たとえば、以下のような形式は正しい形式ではありません。

× yourdomain (ドメインの拡張子がない)
× your domain.com (半角スペースが含まれる)
× www,yourdomain,com (半角カンマが含まれる)
× 192.156.201.56 (IPアドレスは不可)

すべて確認して、なおCSRエラーでお申込みができない場合は、お手数ですが弊社サポートまでCSRを添えてお問合せ下さい。

[29-31] 更新の都度、新しいCSRを作成する必要はありますか

更新の都度、新しい秘密鍵を作成し、CSRを作成しなおすことを強くおすすめします。
セキュリティ上、同じ秘密鍵を長年使用し続けることは好ましくありません。
また、ウェブサーバアプリケーションによっては、同じCSRで再度取得したサーバ証明書を、上書きでインストールできない仕様のものもあります。アプリケーションの仕様については、各アプリケーションのマニュアルか開発元に確認してください。

[29-32] 更新の際にCSRのコモンネームを変更できますか?

CSRのコモンネームを変更しますと、更新として取扱いできません。
CSRに含まれるディスティングイッシュネーム情報の「コモンネーム」を変更する場合は、新規申請として注文してください。
新しいコモンネームでCSRを生成して、「新しい注文」でお申込み下さい。

[29-33] 更新の際にCSRの組織情報を変更できますか?

更新の際にCSRの組織情報(申請組織名、都道府県、市区町村、部署)を変更しても更新としてお取り扱いできます。
新しい申請組織情報でCSRを生成して、「更新手続き(更新取得)」でお申込み下さい。

[29-41] 運用予定のウェブサーバとは違うサーバでCSRを生成できますか

ご利用サーバのOS、ウェブサーバの種類などによりましては、運用予定のウェブサーバとは違うサーバで秘密鍵・CSRを生成して、サーバ証明書が発行されてから、実際に運用するウェブサーバに秘密鍵・CSR・証明書をインポートできる場合もあります。

ご利用サーバで秘密鍵・CSR・証明書をインポート可能か、サーバの技術担当者に事前にご確認下さい。

[29-42] EV SSL証明書を申請する場合、CSRの組織名(Organization)にはどのような情報を入力すればよいでしょうか。

CSR作成時にOrganization フィールドに入力のある、申請組織の英文組織名は以下の順序で確認できたものを登録して下さい。

自社のD&Bデータベースの企業情報がわからない場合は、弊社サポートまでお問合せ下さい。

■認知された英文組織名

  1. 有価証券報告書(EDINET) に登録された英文組織名
  2. 定款に記載された英文組織名(代表者印にて原本証明された定款をご提出ください。)

上記の認知された英文組織名で確認が行うことができない場合は、下記のローマ字訳の組織名を適用いたします。

■ローマ字訳の組織名

  1. D&Bデータベースの企業情報で確認できるローマ字訳の組織名
  2. 弁護士意見書(弁護士意見書については、こちらをご確認ください。)のご提出
[55-21] ワイルドカードのサーバー証明書の申請ではCSR作成時の注意点はありますか

ワイルドカード 証明書をお申込みされる場合は、以下の点を注意してCSRを作成して下さい。

■CSR作成時のコモンネーム(Common Name)についての注意点

CSRのCN(コモンネーム)は*(アスタリスク)を1個だけ設定して下さい。
*(アスタリスク)はコモンネームの先頭に設定して下さい。
*(アスタリスク)のすぐ後ろには .(ドット)を付けなければいけません。

■コモンネームに設定できる例

*.yourdomain.com
*.host.yourdomain.com
*.secure.host.yourdomain.com

■コモンネームに設定できない例

*.*.yourdomain.com
*www.yourdomain.com
w*.ssl.yourdomain.co.jp
w*w.ssl.yourdomain.co.jp

■CSRとペアになるサーバの秘密鍵を生成する際に鍵長は 2048 bit以上にしてください。

[55-22] ジオトラストワイルドカード製品はCSRのコモンネームが「*.ドメイン名」「*.サブドメイン」の場合に、wwwなしのURLでもSSL通信できますか?

ジオトラストワイルドカード製品はCSRのコモンネームが「*.ドメイン名」の場合はwwwなしのURLでもSSL通信ができますが、「*.サブドメイン」の場合はwwwなしのURLでSSL通信できません。
コモドワイルドカード製品の場合はこちらをご参照下さい。

■CSRのコモンネームが「*.ドメイン名」の場合

CSRのコモンネーム (例1) *.yourdomain.com
(例2) *.yourdomain.co.jp

上記の例では以下のURLでSSL通信ができます。

(例1) *.yourdomain.com
https://www.yourdomain.com(SSL通信できます)
https://yourdomain.com(SSL通信できます)[SANs拡張]

(例2) *.yourdomain.co.jp
https://www.yourdomain.co.jp(SSL通信できます)
https://yourdomain.co.jp(SSL通信できます)[SANs拡張]

■CSRのコモンネームが「*.サブドメイン名」の場合

CSRのコモンネーム (例1) *.hoge.yourdomain.com
(例2) *.hoge.yourdomain.co.jp

上記の場合は以下のwwwなしのURLでSSL通信できません。

(例1) *.hoge.yourdomain.com
https://www.hoge.yourdomain.com(SSL通信できます)
×https://hoge.yourdomain.com(SSL通信できません)

(例2) *.hoge/yourdomain.co.jp
https://www.hoge.yourdomain.co.jp(SSL通信できます)
×https://hoge.yourdomain.co.jp(SSL通信できません)

【ご注意】

  • 上記例はSANsを識別可能なウェブブラウザからアクセスした場合の事例です。
  • SANsに対応していないブラウザからアクセスした場合は、[SANs拡張]のURLでSSL通信はできません。
  • フューチャーフォン(ガラケー)ではほとんどの機種がSANsに対応していません。

[55-23]コモドワイルドカード製品は CSRのコモンネームが「*.ドメイン名」「*.サブドメイン名」の場合に、wwwなしのURLでもSSL通信できますか?

認証局・製品の種類によりまして違いがあります。

詳しくは下記のページをご参照下さい。

https://valuessl.net/sslwords/sans_info.html



-